ネット環境に関しては、特に国内で利用するのなら自宅や会社にしっかりとしたネット回線をつなぐケースが多いと思われます。
海外に出張などする際には、ポケットwifiといったものを利用が推奨されることがありますが、国内ではそこまでポケットwifiを利用することはあまり聞きません。
ですが、国内でもポケットwifiを利用したほうが結果的にお得になることもあり、人によってはポケットwifiを使ったほうがお得にネットを利用できます。
そこで、ポケットwifiを利用するメリット・デメリットに関する話に加え、ポケットwifiをうまく使うにはどうすればいいかなどを紹介します。
ポケットwifiをレンタルするメリット
自宅でネットを利用することが多いですが、ポケットwifiについても便利な部分が豊富にあり、下記のようなメリットが挙げられます。
様々な場面でネット環境をうまく構築したい際には、是非参考にしてください。
外でもネット環境が利用しやすくなる
ポケットwifiを利用する最大のメリットとしては、外でどこでもネット回線が利用できる点がいいところです。
今では屋外でもフリーwifiを利用できる環境が整っていますが、何処にでもあるというわけでもなく、ネットの安全性も確実というわけではありません。
ですが、ポケットwifiを利用できることで、フリーwifiがない場合でもネット環境につなげられるのがいいところです。
外でもネットを用いて仕事をする環境を整えたい人や、ネットでいろいろと楽しみたい人、動画撮影やアップロードをしたい人などにおすすめします。
値段は定額にできる
契約プランにもよりますが、ポケットwifiは定額料金で利用できる点もメリットであります。
ほとんどのポケットwifiは容量などプランによって決まっていますが、無制限にすることも可能です。
一定の金額で一定のサービスを受けらえることが決まっていますので、余計な料金が追加で発生することを防げます。
スマホのように容量を超えると追加料金が発生するようなことも減らせますし、プランによっては動画など見放題で利用することも可能なので、ネットのつなぎすぎを心配しなくてもいいところもあります。
セキュリティー面での不安が少なくなる
フリーwifiの場合なら、不特定多数の人が利用することや、セキュリティー機能がそもそも脆弱である可能性があります。
どうしても外でネットを利用したいと思っていても、安全性の面から利用を躊躇するようなこともあるでしょう。
しかし、ポケットwifiをレンタルすることで、そのwifiでしか利用できないパスワードがわからなければ、他の人には量できないようになっており、セキュリティー面も強いです。
特に、仕事関連で外でネット環境を利用する際に、重要な情報やプライバシーにかかわる情報を取り扱っている際には大きなメリットであります。
工事不要ですぐ利用できる
ポケットwifiを利用する大きなメリットとしては、なんといっても工事不要ですぐ利用しやすい点です。
回線をつないでネットを利用する場合には、自宅などを工事する人を手配し、工事を完了させてからやっとネットが利用できます。
その間、何日か待たなければなりませんが、ポケットwifiのレンタルの場合には、工事をしないで機材さえと届いてしまえば、その日のうちに利用することも可能です。
すぐにでもネット環境を利用できるようにしたいという人や、自宅に工事の人を入れる気がない場合や入れたくない人にはおすすめできます。
サービスやサポートも充実している所も多い
ポケットwifiのレンタルと言っても、かなりサービスが良いところも多く、サポート関連も充実しているところが多いです。
万が一機材が何らかのトラブルがあったとしても、サポートに連絡することによってすぐに対応してくれます。
サポートの方もしっかりと教育された方も多く、わからないこともかなり丁寧にお答えになってくれますので、困ったときにはいつでも相談できるでしょう。
また、故障などがあった際にはレンタルしているポケットwifiの交換などのサービスもやっていますので、自宅で使っているネットが故障した際よりも却って早めに回復できる可能性もあります。
国内で利用するのでも、短期間だけレンタルするものもある
国内で利用する場合でも、ほんのちょっとの期間だけ使いたいとなったときに、1か月単位で利用できるというプランもあります。
出張や電車などの利用の際に、ほんの少しの期間だけ使っていきたい場合にもレンタルプランは有用であり、料金も安く済ますこともできるのです。
「レンタルするにも長期契約じゃないとだめなのだろうか?」と思っている方にもおすすめできます。
ポケットwifiをレンタルするデメリット
ポケットwifiのレンタルするメリットを数多く紹介しましたが、ポケットwifiにもデメリットは存在します。
どんな面があるのか、さっそく見ていきましょう。
思ったより通信速度が出ない
ポケットwifiをレンタルして際に起こりやすいのですが、想定していたほど速度が出ないケースもあります。
通信速度に関しては、一般的な据え置き型のものやケーブルなどでつながっているものと比べると遅くなっているケースが多いです。
仕事などでネットを利用していたのに、どうしてもスピード感がない場面や通信がしにくくて困るケースもあるでしょう。
高速通信に対応している端末を選択することで回避できる場面もありますが、その他にも通信環境で困る面があります。
対応していない地域がある場合も
ポケットwifiをレンタルしている業者にもよりますが、場所によっては対応していない地域があります。
全国的にどこでも繋がれるというわけではなく、ネットをつなぐ通信局や契約先によっては、つながらないことや繋がりにくい場面があるのです。
業者によってはできる限り範囲をカバーするようにしていますが、カバーできる範囲の拡大が後手に回っている業者がいるのもまた事実です。
業者選択をする際に、対応しているエリアがどこまであるのかをしっかりと見ておくといいでしょう。
場所によってはつながりにくい面もある
また、対応しているエリア内であるにしても、ポケットwifiを利用している場所によってはつながりにくいことがあります。
トンネルや地下、建物でもかなり内部に入っているような場合だと、ネットの通信がつながりにくい状態となるため、通信がしにくくなるのです。
使う場所によっては、ネットがつながらないことに十分な注意を払う必要が出てくるでしょう。
通信速度制限が付く場合もある
機種や契約プランによりますが、使いすぎると通信速度に制限がかかります。
ただし、それ程使うようなことがない場合や、大容量のプランを選んでいる場合には、このデメリットはそこまで気にすることもないでしょう。
使用期間が決まっている
レンタルなので使用期間が決まっているのがデメリットです。
まだ使いたいなら自動更新などが選べる業者もいいでしょうが、返却し忘れや追加料金がかかるケースの場合には、余計な費用が掛かってしまいます。
解約をし忘れるというようなトラブルもありますし、返却するのもいちいち輸送していかないといけないので、わりと手間がかかる面もデメリットです。
故障させてしまうと、より高くつくことも
また、レンタルしている機器を故障させてしまったなどすると、修理代金などかなり多くのお金を取られることもあります。
修理代金はまちまちであるとはいえ、数万円も発生してしまったというようなことが、契約終了後にあり得ます。
なんらかの保証に入っていればいいですが、そうでない時には十分な注意が必要です。
充電などを気にしておく必要がある
ポケットwifiを利用する際には充電器が必要です。
電気がない状態ではネット環境につなげられないこともあり、長時間利用する際には充電器の予備が必要な場面や、しっかりと充電してから利用することが求められます。
あらかじめ、充電に関してはしっかりと下準備が必要です。
ポケットwifiを賢くレンタルするには?
ポケットwifiのメリット・デメリットを紹介しましたが、実際にレンタルするのならどんな場面がいいのでしょうか?
どういった場面で使っていくと賢いのかを紹介します。
ちょっとした一時利用で使っていく
出張や旅行など、ちょっとした機関ネット環境を安全に使いたい場合や、ネット環境がない場面で困らないようにするのなら、かなり有用に使えるでしょう。
移動中でもネットを使って仕事や趣味にも使っていけますし、もっていけば何処でも利用できるので安心感が違います。
海外でも使えるものもありますので、何処にいてもネットを安全に利用したいときにはおすすめです。
あくまで据え置き型や工事完了までのつなぎとして
ポケットwifiのレンタルをする場合には、据え置き機や工事完了までのつなぎとして利用する方法も賢い選択です。
つながるまで待てない場合もありますから、その間の代替措置としてネットをつなげられるようにしておけば、ネットがつながらなくて困ることもないでしょう。
仕事ができなくて困ってしまうケースや、ネットが中心の生活になっている人にはかなりおすすめです。
まとめ
ポケットwifiのレンタルにはかなりいい面が豊富にあり、長期利用には向かない面もあるものの、場合によっては普段使いにも大変便利だと言えます。
必要や時期に必要な分だけ利用することもでき、さまざまな使い方ができる物なので、使い方をしっかりと持っていれば十分な活用ができるでしょう。
あなたの生活環境や仕事やプライベートなどを考慮し、必要な分だけ賢く使っていけるようにしてください。